アルディスのスペイン赤7ヶ月コース。露宇情勢の影響で4月分2本のうち1本が間に合わなくなり、代わりに届けられた「お詫びワイン」がこちら。「エル・カバル・デ・バルセロナ 2018」。スペインワインの新興地、D.O.テラ・アルタ。品種：カリニェナ51%、ガルナッチャ49%。卵形のコンクリートタンクで12ヶ月間熟成。 ……この配慮はありがたい。 注ぐ。黒っぽい紫。香りは…酸味を感じる。飲む。か、かたい！　苦い！　カ・ラ・イ！！！　毒のよう！　これは手強い。起きがけで機嫌が悪いようだ。明日に期待。 2日目。できるだけ幅広のグラスに、トポポポポポ……と、ポアラーでデキャンタージュして注ぎ、更にぐるぐるぐるぐると何度もぶん回す。これでどうだ！　目覚めてくれたかな、お姫様？　あ、起きた。 3日目。グルグル回す。しっかりした酸味と苦味がコーヒーっぽく整ってきた。個性強し。 4日目。グルグル回す。腰が強くて良い。果実味と、練乳の甘くてまろやかなニュアンスが出て来た。親密度アップ！　辛口なのは変わらず。 完飲まであと2～3日はかかりそうだが、じっくりとその変化が楽しめそうなワイン。

BON_NOB

なおアルコール度数、高いです。

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