もう暑くて死にそうだからお願いします、白いワインを買わせてください。ピノ勧めないでください今日は許してください後生です…。できればミュスカデとか、ソーヴィニョンブランとかが…え、ブルゴーニュですか？シャルドネ？ あ、いや、いいです、それで。 てなわけで。最近よく聞くようになったマコンを勧められる。 果実味とミネラルのバランス違いで5種類くらい出してくれた中の、中間あたりのこちらを購入。 色は濃く、しっかりした黄金色。 開けたてはチョークとか少しひんやりとした石。ミネラル優勢な感じなのかな？ 飲んでみると、ほんの少し発泡してるように思う。ほらやっぱり、濃縮度は感じるけどまだカチッとしてて苦い。 ところが、ですよ。温度が上がってくると、だんだん蜜リンゴと言うか、熟した白い果実のような香りがふわーっと。少し回すと更に濃く香る。あと、ちょっと白い花。 味わいも冷えてる時とは全く変わって、濃い目のシードルみたいな感じになってきた。酸味は穏やかで、最初立っていた苦味がほんのりと柔らかく変身。13.5%だけど、それよりアルコール度数が高い気がするなぁ。 新鮮な、というよりは完熟のフルーツ。うーん、桃かアプリコットですか？どうでしょうか？ 更に少し置くと、ハチミツの綺麗な酸味と華やかさが出現。後々まで蜜感は続くのであった。甘みと酸味のバランスが良くて、樽っぽいしつこさは無い。と、思う。弱気。 しかしなんだ、スッキリしたスルスル系の白いワインを飲みたいのになぁとか思ってみたけど、すっかりやられました。堪能しましたです。

はじめ。