2018 トリンバック　ミュスカ・レゼルヴ　アルザス/フランス 道草ワイン・その2 木曜日のワイン。 仕事帰りに、久しぶりに道草。閉店直前のEテカさんに滑り込みで角打ちです。 ラスト・オーダーの2杯目はアルザスの白。 トリンバックのミュスカ・レゼルヴ は、何度か飲んだことがあるはずなんですが、なぜかvinicaにはポストなし。 そういえば、以前はグラスワインは基本的にアップしない時期がありました。その頃飲んだのかな？ ワインの外観は淡いレモンイエロー。光沢が強く透明感があるのに、何故かマットな印象の見た目です。 香りは、シンプルにレモン、マスカット、白い花、石灰。 口に含むと、適度にドライで穏やかな酸、豊かな旨みとミネラル系のしっかりした苦み、意外にコクがあり、柔らかなテクスチャのワイン。 ピノ・グリ（グリージョ）以外でこのレベルの苦みを感じるのは珍しいですね！ 芯の部分には、コントレックス的なミネラル由来の硬さがあり、飲み込む際に、少し「引っかかり」を感じます。 フルーティさとチョーキィさの奇妙なバランスの味わい。 とても若くてまだ統合感がありませんが、現時点での不完全さはネガティブなポイントではなく、ポテンシャルの現れと考えるべきで、熟成したら素晴らしいワインになるのでは？ 辛口のミュスカをいただく機会は、残念ながらあまりありませんので、これは良い勉強になりました。 ごちそうさま。

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