シャルドネの果肉を思わせる味わいも捨てがたいが、リースリングの爽やかさも素晴らしい シャルドネの酸味が舌で暴れるような姿を見せる場合と比較して、リースリングの酸味は優しく、静かに去る 明るい香り、果実や花の陽性の白ワイン特有のニュアンス そこから味わいも変な主張がなくまとまっている 訓練されたホスピタリティと言おうか、高級車の営業とでも言おうか 香りの複雑さは或いは古木の成せるものかもしれない 例えるならこのワインは伝統的なオーダーメイド品の営業のよう 押し付けがましくないが、見逃せない主張が内包される スウェーデン王室御用達ワイン こういうワインが晴れの日に飲めるようになりたいが 本業も土台作りが続く オリンピックも無事終わると良いが

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