Botter Sangiovese di Romagna Riserva写真(ワイン) by ume hat

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REVIEWS

ワインBotter Sangiovese di Romagna Riserva(2009)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2014-09-01
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    ume hat

    お酒を飲み始めたばかりの頃(学生時代)のワインといえば、専らドイツ・ワインかイタリア・ワインだった。 貧乏学生だったが、近所の小さなスナックに通い詰めた。 可愛い女のコがお相手してくれるといった類いの店ではない。 当時流行りだしたTVゲームの類いもカラオケも一切置かず、古めかしい、大きなジュークボックスがあるだけ。 カウンターに並ぶ大人達が皆、知性を併せ持ち、ダンディで魅力的だったのだ。 同世代(学友)とつるむことに成長を見いだせないでいた私は、大学3年の春にそのスナックの近所に越してから、そこのカウンターで大人達と交わり学ぶことが本当に楽しくてしょうがなかった。 店に置いてあったのが、ドイツかイタリアのワインだった訳だが、底なしにサケが強かった私は、バイト代が入ると調子づいて一夜に3本のワインを空けることもあった(おそらくは、1本は心ある大人からのご馳走だったのだろう)。 充分に大人になってからはドイツ・ワインは全く飲まなくなった(グリュー・ワインくらいかな)。 イタリア・ワインに関しては、勿論嫌いではないのだが、赤の場合、自分で購入するのは1年で数える程だと思う。 購入を避ける大きな理由が、品種が把握出来ないということだ。ボトルを見ても全く味わいが想像出来ない。 冒険をしてハズシてしまうなら、他の国のお馴染みの品種をということになる。 そんな、1年に数える程しかイタリアの赤を購入して飲まない私が、8月末に購入して、日と月が替わった深夜に飲んだのが、写真のサンジョヴェーゼ。 何処で購入したかはもう忘れてしまったが、お店のポップで相当に絶賛していたし、サンジョヴェーゼくらいはイタリア物に疎い私でもイメージが浮かぶし、ラベル・センスも悪くないので、殆ど迷うことなく購入。解くに決め手となったのは、千円程という価格。外れても納得出来る。 デイリーとして飲むには申し分ない味わいだと記憶している。 ちょっとイタリア・ワインも飲んでみようかなという気になった。 添えたのは、お馴染みの、安物6ピース・チーズ(3枚目の写真)。 別に、貧乏学生の頃を思い出そうとした訳でもない。 大意はない。 ところで、3枚目にある写真にあるテーブルめいた台は私にとってのプチ・ハウス・バーのようなもの。 30年以上愛用しているライティング・デスクの右隣に(3月の転居以降)設置した。 それまでは、ライティング・デスクの書棚には仕事関係の物しか並べてこなかったのだが、その一画にウィスキー等のボトルを並べるスペースと、ショット・グラス数種を並べるスペースを作った。 その横のこのプチ・カウンターで、モルト・ウイスキーをオン・ザ・ロックやストレートで、それから、サケ飲み初めの頃から愛飲しているドランブイ(リキュール)で作るカクテル「ラスティ・ネイル」を味わったりしている。 写真のように、ワインもここで飲むが、料理無しのちょっとしたツマミだけの時だけと決めている。 右側にはベランダがあるのだが、このプチ・バーからは月の眺めがとても好い。 この夜も月を眺めながらのワインだったと記憶している。 そのことを忘れたくなくて、こうして、後になってから書き留めておいた次第。 イタリアの品種に疎い私だが、このワインを購入して味わった同じ頃に、ワインに関する優れ本を入手した。 4枚目の写真なのだが、恵比寿ガーデンプレイスの『PARTY』で購入した。入荷当日に電話で2冊予約した。 もう1冊は、ワイン好きが多い女性ジャズ・ヴォーカリストの中でもとりわけ熱心にワインのことを勉強されている方に、特別なライヴの際にプレゼントした。相当に喜んでもらえた。 『PARTY』では入荷当日に売り切れたとのこと。 これがあれば、イタリアの品種についても理解をある程度得られる。 コンパクトなわりに情報量は多く、確か。 税抜き2,700円ながら、ワイン好きであれば程度は問わず、入手の価値はある一生もの。

    ume hat

    ume hat
    ume hat

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