2021 ビーニャ・ファレルニア　オレンジ・ワイン　ペドロ・ヒメネス・レセルヴァ　マンサーノ・シングル・ヴィンヤード　エルキ・ヴァレー　コキンボ/チリ 火曜日のワイン。 1泊2日の「弾丸京都の旅」から帰ってきました。 帰りの新幹線で食べるつもりで買った、つぶら乃の京だし巻き玉子＆国産牛肉と九条葱の薄焼き玉子サンドイッチは、結局、帰宅後の晩ごはんになりました。 合わせたワインが、こちら。 炎天下の強行日程でしたので、肉体的にも精神的にも、かなり疲れました(笑) こういう時こそ優しいオレンジワインの出番！と、冷蔵庫で待機していたこちらを引っ張り出しました。 チリのペドロ・ヒメネス、ペドロ・ヒメネスの辛口、オレンジワインなのに白ワインみたい、そしてこの価格でシングル・ヴィンヤード…驚きがいくつも重なるワインですが、しっとりした落ち着きがありながら、快活さに溢れた味わいには、更なる驚きがありました。 このワイン、オレンジワインとしては、ずいぶん白寄りの印象です…あ、これも驚きのひとつに入れていましたね(笑) 外観は、明るい小麦色。スクリューキャップのせいか、微かな発泡性があるようで、グラスに微細な泡がとりついています。 香りは、金柑や和の柑橘の穏やかな刺激、檜の皮みたいな不思議なウッディさと、穏やかな黄色い花、コリアンダーシードのような優しい白いスパイス、少しだけ金属的なミネラルのニュアンス。 口に含むと、柔らかくはんなりした口あたりですが、酸は溌剌と心地良く、柑橘系の果実の旨み、若干の苦みと塩味を帯びた適度なミネラル感が、実に良い塩梅です。 とても快適な味わい。 ペドロ・ヒメネスといえば、ドロっとした黒蜜のような真っ黒なものや、黄金色の濃厚な極甘口しか飲んだことがありませんでしたので、この爽やかで柔らかな味わいが、いちばんの衝撃かも？ はんなりした、優しい味わいのサンドイッチと、すこぶる良く合いましたし、お留守番の娘氏へのお土産、551蓬莱の豚まん、エビ焼売との相性もバッチリでした。 事前に思っていたのとは、ちょっと違う味わいでしたが、これはこれで良い選択となったようです。

iri2618 STOP WARS

このワイン、確か飲んだことがあります。 普通にオレンジワイン…だった気がします…。 フランソワの子供の領分ですか。好きな方は好きな演奏ですよね。 …私は…まあ、その、フランソワの良い聴き手ではないのかもしれません…。

bacchanale

bacchanaleさん コメントありがとうございます。普通にオレンジなんですけどね、酸のイキイキさ加減や、ミネラルの効きが白ワインっぽいんですよ。色が濃くならないよう、早めに収穫しているとか、いろいろ工夫もあるらしいです。 フランソワのドビュッシーは、カセットテープの時代によく聴いていたのですが、CDボックスを見かけたので、衝動買いしてしまいました。「没頭型」の演奏がドビュッシーに合うかどうか？評価は分かれるかもしれませんが、全体に素晴らしい出来栄えの作品集だと思います。特に「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」は、この演奏がいちばんしっくりきますね♪

iri2618 STOP WARS

先日同じ作り手のペドロヒメネスを飲んだのですが、こんな素敵なデザインのオレンジたいぷもあったのですね… このポスト見てたら絶対これを買ってました。ペドロヒメネス、シェリーとかじゃなく普通の辛口でも美味しいですよね。

mattz

mattzさん　コメントありがとうございます。このワイン、美味しいですよ♪ 価格も1000円台前半で、コスパも抜群だと思います。八重洲の酒屋さんの入口にあるワゴンで見つけて衝動買いしました(笑) まだそこにあれば、是非！（なくてもネットで普通に手に入りますが…）

iri2618 STOP WARS