ドイツ、ソービニヨンブラン。 まだ若くクリーンで上質な香り。完熟した林檎、白桃の果実やハーブや白い花がクッキリとそれでいて抑制が効いた香り。樽のミルキーなニュアンスと相まってSBだが何処か断定するのが難しい。 アタックは細身で硬質な印象。アルコールのボリュームは強く無いが、酸が上品で樽、ミネラル、果実の苦味と絶妙にあっている。余韻は苦味がまだ強い。 上品かつ溢れるような明るさをコントロールするような抑止感。ソービニヨンブランの特徴もしっかり感じられる。明るさと知性が感じられるワインで熟成も楽しみ。

らすかる77