アメリカ西部はカリフォルニア州ロス・カーネロス地区、クロ・ぺガス シャルドネ ミツコズ・ヴィンヤード2018。シャルドネ100%。 色味はイエロー、香りは洋ナシのバランスにバニラ、石灰のミネラル感とクリアなレモンのニュアンス、ブリオッシュのような軽いロースト感ある酵母感。 飲み口は厚みある口当たり、ふくよかな果実味にバランスの良い爽やかな酸味。厚みあるが雑味ない透明感のある味わい、例えは悪いが分厚いけど透明度の高いアクリル板。 カリフォルニア南のサン・バブロ湾からの冷たい風を受けるため、北半球に位置しながら南部の方が気温が冷涼な気候。ロス・カーネロスはナパ最南端で冷涼であるためか、ふくよかで厚みがありながらもエレガントな酸味や複雑さを感じる。ただダイナミックではなくエレガントさも備えたバランスの取れた体形の美味いワイン。 Mitsuko's Vineyardの名が示すミツコさんはオーナーの奥様(日本人)。 その経緯からか、2006年小泉・ブッシュ日米首脳会談の晩餐会で使われたワイン。その際は前菜の海鮮スープと合わせて提供され、乾杯に用いられた模様。

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