シラー2017　ヴォータノワイン 19年に飲んだ以来、あと1本あるのでセラー整理がてら。 色はシラーの割に淡目、落ち着いているやや濃い目のラズベリーレッド粘度は中等度。香りはあまり大きくない…胡椒、金属、枯れ草やウッド香りの奥にドライなレーズンやブルーベリーの果実香。開いてくるとカラメルや熟成香が強くなる。19年に飲んだときとバランス感は変わらない印象。香りの種類は多め。 アタックは充実していて、ふくよかな甘み、酸は柔らかみのある中等量、タンニンはサラサラとしていて抵抗感は控えめ。コクを感じる苦みとアフターはやや長く、全体像としてやや重。この時期としてはやや汗ばむような熱量。 既に乾燥感のある香りが主体的で、果実香も緩やかに落ち着いているからこの先5年後どうだと言われるとどうなんだろ…。現状でタンニンもやや控えめになってるので、この先で更に果実感・酸・タンニンも落ち着いてアルコール感主体なバランスになる可能性が？

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