アルゼンチンのフィンカ・ラス・モラス ロス・イントカブレ ホワイト シャルドネ2020をグラスで。シャルドネ100%。 色味はやや琥珀を帯びたイエロー、香りはバニラ、こんがりとした(焦げちゃった?)くらいのロースト感の強いトーストまたはスモーキーなニュアンス、キャラメル、洋ナシのバランス。 飲み口はやや甘口の部類で、デザートワインとまではいかないものしっかりとした甘さを感じ、柔らかな酸味が加わる。 食後のデザートワイン代わりにちびちびと頂くのに適していそうなワイン。 シャルドネ100%、しかも2020の新しいヴィンテージにもかかわらず、それをほぼ感じさせない。 熟成にバーボン樽を使っているようで、エチケットもバーボンっぽいデザイン、香りもウィスキーのようなワイン離れした香ばしい香りが漂いながら、飲むと甘い完熟した若いフルーティさがあり、今まで遭遇したことのない味わいのユニークな一杯。 なおバーボンと聞くと苦手な方もいらっしゃるかもしれないが、ハードリカーがダメな私でも美味しく頂けたので大丈夫です。

TKR