パレタイオ 2014 熟れたラズベリー、チェリー、柘榴を軸にナツメグ、バニラのスパイス香とブラックオリーブとチョコレートのニュアンスを持つが、どことなく清涼感を感じさせる。 複雑でしっとりとしており、やや落ち着きが感じられる香りの印象。 しなやかなアタックの辛口。 熟れて落着きのある果実味は程よい厚みと旨味がある。 酸は豊富で伸びがあるが丸みを帯び、全体を支えながら最後まで続く。 やや高めのアルコールのボリュームがふくよかな印象を与える強めのミデイアムボディ。 タンニンも丸みを帯び液体に溶け込んで来ていて滑らか。 何かの要素が突出する事なく、上品で優しい味わいのまとまりを見せている。 余韻も長め。 バリック熟成12ヶ月ということだが、新樽の比率は少な目だと思われる。(又は全て2～3回目の樽か？) サンジョベーゼの個性を生かす上手な樽の使いかた。 2014という難しかった年で、これだけの品質を保てるという事はとても力のあるメーカーだと思う。 お買い得な一本だと思う(^^)v

Da Masa

イタリア、トスカーナの2014は難しい年なんですね。勉強になりました。 memoしときます。

糖質制限の男

糖質制限の男さん 2014年は、イタリアの北部、中部が天候不順に見舞われた年でした。 プーリアやシチリア等は影響が少なかったようです。 とは言っても上手く作るメーカーもあるので、全部がダメと言う事ではないです(^^)v 参考までに(^^)

Da Masa