Isabel Estate Marlborough Sauvignon Blanc写真(ワイン) by WINE NINJA

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REVIEWS

ワインIsabel Estate Marlborough Sauvignon Blanc(2016)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
  • Original
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2017-06-13
飲んだ場所ヒルトン東京
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯
価格3456
インポーターラックコーポレーション

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WINE NINJA

マイケル&ロビン・タイラー夫妻がワイラウ・ヴァレーでブドウ園を始めたのは1982年。 それまで夫のマイケルはニュージーランド航空のパイロットを務め、頻繁にその上空を飛んでいたのだという。 ここは、ワイラウ川が削りとったテラス状の土地で北向き斜面。 日照量が十分にあり霜害の心配がない上、貧しい土壌だから、ワイン用のブドウ栽培に最適だと判断した。 1994年からワイン造りを始めるにあたってラベルに冠した名前は、当時ブドウ栽培への転身を激励してくれた亡き母の名、イザベルだ。 現在ワイナリーを囲むようにある70ヘクタールの畑と、30キロほど離れた地に40ヘクタール、合計110ヘクタールを所有している。 ブドウの植樹は1980年のシャルドネ(メンドーサ・クローンなど)に始まり、1984年にピノ・ノワール(エーベル・クローンなど)、1986年にソーヴィニヨン・ブラン、1988年にリースリング、そして1995年にピノ・グリ。 いずれも4000〜5000株/haという密植で、仕立てはダブル・ギュイヨとアーチ型のダブルコルドン。 土壌はいずれも、粘土質の下に石灰質、更にその下に小石の層がある。 厳しい剪定をしているため、収穫量は27〜37hl/haという少なさ。 栽培は有機農法を行っており、Biogrowより認証を受けている。 畑の活性化に海藻の粉末を溶かした液体も用いるなどの工夫もしている。 また、ボルドー液は使用していない。 徐々にビオディナミ農法の要素も取り入れたいと考えている。 ソーヴィニヨン・ブランの醸造は、ダイレクト・プレスしたりスキンコンタクトをしたり、低い温度で長い発酵をさせるものも、高めの温度で早く発酵させるものもあり、使用する酵母も様々。 いくつものキュヴェをブレンドすることで複雑性を与えている。 ちなみに、醸造は、2012年に醸造長に就任したカルロス・オルジル・オルテガと、オーナーの娘の一人でアシスタント・ワインメーカーのジェーンが、栽培は息子のブラッドが担当している。 日照量が十分あり、夏の日較差が20度もあるという長く涼しい成長期、そして穏やかな秋。 これらの好条件によって、力強い魅力的なアロマが得られると共に、樹齢の古い密植されたブドウが、粘土と石灰質が織り成すこの地域では稀な土壌を反映した、デリケイトでミネラリーな味わいを醸し出している。(ラック) レモングラスの香り。 ニュージーランドらしいソーヴィニヨン・ブラン。 酸は程々。 フレッシュ。

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