ピノ・グリージョ（グリ）の旅・その69 2017 マス・ダ・リーヴェ ジェシミス ピノ・グリージョ イゾンツォ フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア/イタリア グリ/グリの旅は、グリージョの聖地、フリウリを目的地に、新大陸から再びイタリアへ戻ります。 前回のシドゥーリもドライなタイプでしたが、こちらのオレンジタイプのグリ/グリもなかなかドライな仕上がりです♪ 外観は、少しだけ黒みが入った淡いサーモンオレンジ。光沢が強くクリアでトロミのある見た目です。 ラマートの表示はありませんが、明らかに醸しを経たワインのように見えます。伝統的なつくりではなく、モダンなマセラシオンのオレンジワイン？ グラスからは、かなりスッキリ系のキリッとした柑橘の香り。 ブラッドオレンジやピンクグレープフルーツのような、中庸な甘さとほろ苦さ、ほどほどの酸を連想させる香りです。 アプリコットなど、オレンジ色の果実や黄色い花、花の蜜も香ります。 加えて、ヴァニラや木質系のインセンスの残り香のような微かなニュアンス。 コリアンダーシードやジンジャーパウダーのような白いスパイスも感じますね。 口に含むと、とても柔らかくなめらかな口あたり。味わいはドライでスパイシーさを感じますが、果実の瑞々しさも十分にあり、厚みのあるボディで実に飲みごたえがあります。 味わいの芯に柔らかな金属のようなメタリック感とチョーキーなミネラル感、グリ/グリらしいほろ苦さがあり、まったく飲み飽きしません！ 飲むほどに「乾き」を覚える味わいですが、これは、もしかするとフレンチオークの新樽で12ヶ月熟成しているせいかもしれませんね(*_*) 酔っ払って、かなりテキトーなコメントになっていますが、これはかなり美味しいです♫ 伝統的なつくりのワインではないように思いますが、いかにもフリウリらしい素晴らしいグリ/グリだと思います(@_@)

iri2618 STOP WARS

このワインとは関係ありませんが、ブルゴーニュのピノ・ブーロもピノ・グリの古名ということで、絶滅寸前のピノ・ブーロ100%のブルゴーニュ・ブランもあるようなので検討中でした。 また、参考にならないマニアックな話題で申し訳ありません。(笑)

chambertin89

chambertin89@X-BLACKさん ブルゴーニュのグリ/グリ100%は、グリを名乗っていたりブーロを名乗っていたりで混乱しますね！ 私のいただいたイヴ・シャレイというドメーヌでは、ピノ・グリ・ディ・ブーロという説明的な名称を使っていました(笑)

iri2618 STOP WARS

こちらのCDは好きな演奏です！ ひょっとしたら以前、何かの折に「チェロと二声のオルガンによる三声の曲の構造がよくわかる名演」みたいなコメントをしたかもしれません。

bacchanale

bacchanaleさん 2年ほど前の投稿にいただいたコメントですね！ この演奏がヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンの右手と左手のトリオ編成になっていて、チェロとピアノでは分かりづらい三声の構造がよくわかるというご指摘でしたね？ 世の中には耳の良い人がいるものだなと驚いた記憶があります(๑˃̵ᴗ˂̵) 演奏も構成も素晴らしいアルバムでした♪

iri2618 STOP WARS