イタリアのプリミティーヴォ。濃いな…赤ワインでこういう濃いのを久々に飲んだ。濃い赤ワイン好きなら取り立てて濃いわけではないだろうが自分が軽めのもの中心だったから。 チョコ、コーヒー、レーズン。酸味はその濃い味に飲まれずしっかりと存在感がある。タンニンはやや強め。ざらつくほどではない。 コンビニで売っている旨安ワインとは一段上。でも各要素が強まった延長線上で、奥行きや期待感はない。二千円近いならもう少し複雑さがあるほうがいい。となるとライトボディになってしまうな。 二日目は全体的にまろやかに、溶け込んだ感じがあって、一日ぐらいではへたらない。甘くて、食べ物と合わせなくて、テレビを見ながら、読書をしながら単独で楽しめる。そういう意味では楽しめるシチュエーションは広い。

七草