イタリア トスカーナ サンジョヴェーゼ 2019年 色合いはちょっと濃い目のピノ・ノワール？って位の透き通ったルビー色。 香りからもストロベリー系のチャーミングな甘酸っぱさをイメージするアロマとスミレの様なフローラルさ。 口に含むと、瑞々しいチェリー系のフルーツ感と爽やかな酸味が調和して近づきやすいアタック。 中間もそのままの雰囲気キープで小気味良い甘酸っぱさがメインのエキス系。 収斂味は若さなりに存在感を示すつつも邪魔にならない。 …悪くはないけど何となく閉じてる印象の初日。 2日目は開いて陽気さを楽しめるキャラに。 フルーツ主体で軽やか小気味よく旨味エキスもしっかり。 重心高い系のニュートラルな酒質で杯が進む。 並行で飲んだ09vtブルネッロと比べると、やはりヒエラルキーに応じた奥行きや若さゆえの要素の物足りなさは一定感じます。 一方で、いま開けた15vtマルサネに比べると、より開いていて近付きやすく、フルーティーで素直に美味しい〜って思っちゃいます。 若飲みロッソ・ディ・モンタルチーノの立ち位置を自分の中で再認識できました(^ ^)

Toshio Iimura