220502バッチ エンリコ・ピラー＆フィグリの、キアラ・ボスキス・バローロ・カンヌビ、2016vt.です。 行きがかり上、このヴィンテージがまとまって入手。なので定点観測。 濃いルビーの液体。 カシス・チェリーの溢れんばかりのアロマ。若さがあふれている。 その溢れてくるような香りに混じって、煮詰まったコンポート、コショウなど、複雑なブーケが漏れ出してくるように香ります。 酔って空けたらダメですね。 素晴らしい香りがありましたが、強い酸味が支配していて、まだ混然一体となっている感覚からは、ほど遠い。この強力な果実味が丸みを帯び、やんちゃなタンニンが滑らかになるには、まだ若すぎました。

okok530