Dom. l'Aiguelière Pégase写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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LLLLLL

REVIEWS

ワインDom. l'Aiguelière Pégase(2013)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2024-01-14
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所駒込・サカガミ
購入単位ボトル
価格帯7,000円 ~ 9,999円
価格
インポーター片岡物産

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iri2618 STOP WARS

2013 ドメーヌ・レグリエール ペガス IGPモン・ボーディル ラングドック・ルーション/フランス 日曜日のワイン。 個人的な好みとして、最高のラングドックの生産者のひとつ、ドメーヌ・レグリエールのカベルネ・ソーヴィニョン100%のワイン、ペガス。 樹齢40年のカベルネ・ソーヴィニヨンからつくられるワインで、15hl/haと極めて低収量、かつ本当の良年のみ(10年に2〜3回)につくられ、なおかつ生産本数が数百本単位という激レアなキュヴェです。 キュヴェ名のPégaseはペガサス、天馬の意味で、樹齢が若い頃(2000ヴィンテージまで?)はPrince Pégase(プランス・ペガス)という名で「王子様」扱いされていたようです(笑) シラーやグルナッシュ、ムールヴェドルがメインでなくてもOKだった2010ヴィンテージまでAOCモンペイルーを名乗っていましたが、この2013ヴィンテージはIGPモン・ボーディル表示です。 ちなみに、次の2015と現行ヴィンテージ(!)の2017ではIGPサン・ギレム・ル・デゼールとなっていますので、また何らかの規制変更があったのかもしれません。 外観は、美しい階調のあるガーネット。中心部は、かなり黒みが強い印象です。 濃いのに透明感があり、見た目はサラッとしています。 グラスに鼻を近づけると、最初に酸の強い赤果実のような、爽やかで鮮烈な刺激! 次いで、熟した黒果実系の甘やかで力強い香りが鼻腔を満たします。 よく熟しているのに、まったく過熟感のない、クリアでピュアな、洗練された果実感ですね。 素晴らしいです♪ あるかなしかの微妙な匙加減のスパイス感と、ラングドック・ワインのアイデンティティともいえる、微かなガリグのニュアンス。 カベルネ系ワインの象徴のような、ピラジン系の風味はまったくありません。 香りの全体像は、美しく歪みのない完璧な塑像のようで、無駄な誇張もなく、あるべきものがあるべきところに収まっている、そんなイメージです。 ワインを口に含むと、非常に滑らかで軽やか、そして円やかな液体が舌を撫で、口蓋をくすぐり、抵抗なく喉を滑り落ちて行きます。 まさに、口の中を天馬=ペガサスが翔び跳ね、駆け巡っているような、雅(みやび)な感覚のテクスチャ(笑) このつくり手の、特に上級キュヴェに共通するミルキーかつシルキーなタッチもしっかりとあり、「レグリエールらしさ」はたっぷり感じられます。 味わいは、しなやかな旨み、優雅な赤い酸と美しく整った黒い果実味が中心で、タンニンは、効きめは確かなのに、全体に柔らかく溶け込んでいて、ほとんど存在感がありません。 鉱物系のミネラルは控えめで、スーボワや黒い土のニュアンスを感じますが、針葉樹系のシダーフレーバーはなく、パワフルなボルドーやカリフォルニアのような「濃くて強い」カベルネ・ソーヴィニョンのワインの味わいとは、些か趣きを異にしています。 とはいえ、この味わいは、間違えようもなくカベルネ・ソーヴィニョン独特のもので、「なるほど、本来のカベルネの姿はこういうものか⁉︎ 」との感慨が沸々と湧き上がる…そんな味わいだと思いました。 出会いに感謝したくなる、本当に素晴らしいワインでした。

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