他のウィラメットバレーのPNだと、エレガントさが目立つ2011の方が好みのことが多いが 、このワインは2012の方が素直に美味しい。 果実味が豊だが爆弾と言うほどではなく、このテロワールのティピシテの範囲内。 素晴らしい出来。 少し追記。 上の表現だと説明不足。このヤムヒルキュベの性格だと、2012のような力強いヴィンテージがぶどうの格下感を消してくれる、とでも言うのか。 ちなみに2011はアルコール13.0%、2012は13.6%。 わずかな違いかもしれないが、ぶどうの熟度の差や結果として生まれたワインのボリューム感の差を見える化している部分かもしれない。 勿論、ワインの色調は2012の方が濃いめ。 どちらも素晴らしく美味しく、仕事のアシストをしてくれる優秀な助っ人となりました。

m.shingo