『No.1182 グリッロと焼き鮭』 【グラッポリ・デル・グリッロ/2018年】 デ・バルトリ/イタリア・シチリア ・グリッロ 100% 合わせた夕飯 ・焼き鮭(温野菜添え) ・松茸風味の炊き込みご飯(あくまで風味) ・アボカドとタコとトマトのサラダ 抜栓し、グラスに注ぐと…ほんの少し粘度を感じる淡いレモンイエローの液体。でもどこかフレッシュそう…あくまで主観。そしてフワッとシトラス系の柑橘の香りを感じる。 そして一口...あぁ、何て美味しいんだ！フレッシュな果実味…レモンやシトラス、マスカット。そして蜜っぽいほの甘さがとキュッとくるキャッチーな酸味。そして何よりコリッコリのミネラリーさと後味のキレの良さ。単体でも十分美味しい。でもせっかくだから食事に合わせなきゃだ。 作り手さんには申し訳ないかもしれないが、焼き鮭と非常に良く合う。本来ならばもっと洒落込んだディナーに合わせてほしいんだと思う。でも今日の夕飯のメニューを聞いて、セラーから引っ張り出したのはこれ。絶対合うだろうと思ったが、ドンピシャ！アボカドとタコのサラダも間違いなかった(自分的に)。 飲み進めると、どこか遠くの方から香ばしいニュアンス…トーストっぽい？ 前日飲んだ、同じ作り手で同じくグリッロで作った「ヴィーニャ・ヴェルデ」は直球勝負な味わいだったけど、このグリッロは10％増しでふくよかさだったり、エレガントさを加味したような感じ…なのかな…相変わらず拙い文章ではあるけど。 何はともあれ、グリッロのワインは大好きだな。そして塩味の効いた焼き鮭と合うのが嬉しかったりするわけで。 ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ