久しぶりにドメーヌ・シルヴァン・パタイユのマルサネ2013年を頂いてみました。 少し青みが掛かった濃い目のガーネット。 ベリー系果実の自然な甘味や酸味、そしてバイオレットを感じるアロマ。 とても落ち着いた、最初は閉じ気味の果実。 硬派で、塩気を伴うタンニンや、綺麗な酸味がとてもバランスよく、余韻まで上質な酒質です。 マルサネでとても素晴らしいワインを造っているパタイユ。じっくりと熟成させてからも頂いてみたいワインでした。

Marcassin

Marcassin様 今晩は。 パタイユは今更ながら私が今、一番興味を持っている作り手です。 ピノ・ノワール、シャルドネ、アリゴテを品種毎だけでなく、区画によりそれぞれ多くのアイテムを作っていますので、飲み比べてみたいのですが、なかなか見かけないアイテムも多いですね。 特にマルサネ随一の区画クロ・デュ・ロワに植えたアリゴテ。 畑名付きのアリゴテというとポンソのモン・リュイザン位しか思い浮かびません。 赤はまだレジョナルしか経験ありませんが、レビューを拝見してマルサネ・ルージュも飲んでみたいと思いました。

chambertin89

chambertin89@X-BLACKさま〜 うございます。 昔はフィサンやマルサネ等は今ほど注目していなくて、安価な普通のアペラシオンと見ていました。ただこうも銘醸ドメーヌが高騰・入手困難になってしまいますと、こういう地域の良い造り手さんたちに自然と目が行ってしまうのも、勝手ながら自然な事だと思います。 おっしゃるようにパタイユは、お好きなアリゴテも含めて細かく大事にワインを造られておりますね。歴史こそ未だ浅いですが、これからもとても楽しみな造り手さんです。 レジョナルはある意味そのドメーヌの指標を示す大事なワインですし、昨今は逆にレジョナルの方が見つからない造り手さんもおりますね。

Marcassin