Le Rouge des Cornus写真(ワイン) by WINE NINJA

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REVIEWS

ワインLe Rouge des Cornus(2012)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
  • Original
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2016-06-05
飲んだ場所工学院大学
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯
価格2200
インポーター株式会社オルヴォー

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WINE NINJA

ドメーヌ・ドゥ・ラ・ギャルリエールは南トゥーレーヌ、ポワトー駅のあるリシュリュー村から8キロほど、南向きの丘の上に位置しています。 小さな小川を伴う風光明媚なヴァレ・デュ・ヴーデの谷に20ヘクタールの畑を所有しています。 アペラシオン的にはトゥーレーヌに分類されますが、地質、土壌的にはそれ以上のものがあります。 1650年代、トゥール地方で高貴種であるカベルネ種の植え付けを奨励した頃、すでにぶどう畑を営む農場だったという長い歴史が残っています。 17世紀、フランスで絶大な権力を誇るリシュリュー枢機卿(1585-1642)は、自らが建立した新しい街、リシュリュー村のほど近くにあったこの葡萄畑を拡大して、村人たちの喉を潤すことを考えました。 1850年から1900年には、この60ヘクタールのドメーヌは新しいカーヴも設立しました。 シノンでワイン商を営んでいたピエール・プルゾー氏が、1973 年にここを訪問した瞬間、 この場所に一目惚れして購入を決定。 丘に位置するすぐれた区画を厳選し、現在の蔵の基礎を作りました。 特に気に入った事はロワール河周辺より僅かだが気候が穏やかな点と、丘の斜面に広がるやせた土壌。 蔵に移って直ちに「テロワール」のよさを引き出すべく、ぶどう畑の改良に取り掛かりました。 特に力を注いだのは、生産量の多いクローンの木を引き抜き、品質の優れた台木に替えたこと。 高貴種であるソーヴィニヨン・ブランやカベルネ・フランを植樹しました。 粘土石灰質土壌、シレックス土壌、風化した砂地の土壌の畑を持っています。 この粘土と石灰の個性あるモザイク状の土壌がギャルリエールの大きな特徴なのです。 ギャルリエールの名前の語源は古代フランス語の小石、大地、空を意味するgal-galle-garreから来ています。 1987年から経営にあたる息子のフランソワ氏は、「ぶどう栽培は結果が現れるのに時間がかかるが、『ワイン造り』の基本」と説明します。 ギャルリエールの当主フランソワと彼の妻パスカルは、卓越したセンスと直感を大事に葡萄と向き合っています。 『僕の鼻、こいつが一番の先生なんだ。』 フランソワはおどけて言います。 葡萄の文化やエルバージュなど、型にとらわれた考えではなく探究心で突き進んでいくうちに、“自然な”方法論にたどり着きました。 ステレオタイプで技術的な味わいのワインにとらわれないドメーヌを目指して、彼は情熱と愛情を仕事の全てに注ぎ込んでいます。 生態系への理解とアプローチのために、ヴィニュロンとして何度も足を運ぶのは当然なのです。 赤紫色。 ベリー、スパイスの香り。 みずみずしい。

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