コエドビール（瑠璃）からの、アメリカ、メンドシーノのソーヴィニヨン・ブラン。 澄んだ輝きのあるグリーンがかった淡いレモンイエロー。粘性やや強めに見えます。 香りにはグレープフルーツ、ハーブにリンゴ、白桃、花ではスイカズラ、それに石灰や火打石のようなミネラリーな香り。 ソフトな甘さがありますが、同時に爽やかさのある強めの酸が感じられます。アルコール感も感じられ、食感はややトロリとした印象で、シャープさよりも、ふくよかさを感じます。とはいえ酸は強く、SBらしく余韻にかけて心地よい苦味が残り、コクを与えています。 そういえば、アメリカのソーヴィニヨン・ブランってケンゾーのアサツユくらいしか飲んだことがなかったかもしれません。そんな雰囲気のワインですが、なるほどこれがアメリカのテロワールか…などと思いました。 NZだともっとパッションフルーツのニュアンスが出るはずですが、アメリカはそれは弱めでリンゴや白桃のニュアンスが強いようです。

しみしみ