ワイン | Luna Eclipse Pinot Noir(2020) | ||||||||||||||||||||
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月の女神も微笑む ワイン 料理 満月
アン爺
長年のお仕事お疲れ様でした!自分の職場も定年が数人いて時間の流れを感じます。またすぐお仕事でしょうがひとまずは。。
So1214
アン爺さん コメントありがとうございます。新世界らしさのある、とても良いピノでした。今飲んでも美味しく、将来性もたっぷり、そんな感じです。
iri2618 STOP WARS
So1214さん コメントありがとうございます。仕事納めの日まで仕事をして、仕事はじめの日から始動…そんな年末年始ですが、いちおうの区切りがつきました(笑)
iri2618 STOP WARS
2020 ルナ・エステート エクリプス ピノ・ノワール マーティンボロー ワイララパ/NZ 水曜日のワイン。 社員生活最後の日の前日、他部署からの連絡待ちのため、夕方で仕事が終わらず、少し遅めの時間の帰宅となりました。 以前は、定年退職といえば、1か月ぐらいかけて有給休暇を消化、退職日にピンポイントで出社し、社内挨拶まわりをして、花束を手にさようなら…そして数ヶ月後に再雇用、というイメージがありました。 今では、退職→再雇用の流れがシームレスで、有給休暇の持ち越しが可能になったこともあり、空白なし、セレモニーなしで普通に出勤し続けるのが当たり前になりました。 私の場合、12月末が退職日にあたり、年末年始を間に挟みますので、いやでも「節目」感が出ますね。 そんなわけで、仕事納めの12月28日も夕方までしっかり仕事が入り、仕事始めの1月5日(弊社では有給休暇取得推奨日…)は午前中から、きっちりお仕事する予定です(苦笑) さて、この日は2023年最後の満月の日でもありました。 東京は、夜はくもりがちの空模様でしたが、帰宅する際、雲の合間に見た月が、しっかりと丸くて、思わず調べてしまいました(笑) 今年13回目、「コールドムーン」と呼ばれる12月の満月です。 帰宅したら、先に帰っていた娘氏が晩ごはんをつくってくれていたので、それに合わせて開けたワインがこちら。 ルナ・エステートは、2015年にワインづくりを始めた比較的若いワイナリー。 高品質のブルゴーニュ系品種の産地として知られる、北島南端のマーティンボローのワイナリーです。 このエクリプス・シリーズは単一畑「エクリプス・ヴィンヤード」の中で、特に樹齢の高い区画のぶどうを使用してつくる上級キュヴェだそうです。 「エクリプス」は日蝕や月蝕を指す言葉なので、満月の夜に飲むワインとしては「?」がつくかもしれませんが、雰囲気のあるエチケットを含め、この夜に相応しいワインだと思い選びました。 外観は、鮮やかな紫のトーンが入る、深みがありながら透明感も強い、明るいガーネット。 最近のトレンドではなく、ワインの色調をラズベリーピンクとかチェリーレッドなど、果実と関連付けるのが一般的になってきましたが、古い人間には、ルビーとかガーネットのような宝石系の喩えが馴染みます(笑) ラズベリーやチェリーなどの赤果実や、カシスやブラックベリーなどの黒果実系の香りがバランスよくブレンドされ、そこに黒っぽいスパイスや、ヨードっぽいスモーキーさや、土のニュアンス、微かに薔薇の花が香ります。 若さのため、まだ十分に開いていませんが、豊かな可能性、将来性を感じさせる香りです。 退職目前というタイミングもあり、自分自身が新入社員だった頃のことを、思わず振り返ってしまうような、ワインの不思議な力を感じます。 口に含むと、滑らかでスムーズな口あたり。タンニンは多めながら、しなやかでシルキーな仕上がり。 豊かな果実味と、キレイな酸、硬いミネラルのフックが効いていて、とても良い感じです♪ 現時点では、フレッシュな美味しさを楽しむ、比較的シンプルな味わいですが、成長の過程で複雑さを増し、いろいろな変化を楽しめそうな、多層的な味覚のレイヤーを持つワインだと思いました。 若いワインを飲みながら、社会人としての越し方を振り返り、しみじみした気持ちに浸る…これも満月の魔法なのかもしれません。
iri2618 STOP WARS