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2018 マッツェイ(カステッロ・ディ・フォンテルトリ) ヴィコレジオ 36 キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ トスカーナ/イタリア vinicaに感謝✨ 10/2サンジョヴェーゼ会@西荻 ダ・マサ・その1 いつも変態ワインを持ち寄る「ワイン変質者の会」(命名:DaMasaさん)から発展したワイン会。 今回は、原則ワインの持ち込みはなしで、ワインはすべてマサさんのセレクト。サンジョヴェーゼの神髄に触れようという、正統派(?)の企画です。 最初のフライトは、マッツェイ/Mazzei家(屋号がカステッロ・ディ・フォンテルトリ)という同一のつくり手による、3種類のキャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ(CCGS)の飲み比べ。 同一年に収穫されたぶどうを、だいたい同じ(?)醸造スタイルによって同一カテゴリー(=CCGS)に仕立て、リリース後もほぼ同一条件で管理されたワインの比較になります。 飲み比べて分かる(はず…)のは、ぶどうそのものの属性(樹齢やクローンの種類)や、畑の地勢(土壌や向き、斜度、標高など)と、それに付随するミクロクリマ(微気候)など、フランス語でテロワー?ル/terroirと呼ばれる、それぞれの畑の「個性」の違いです。 やる気さえあれば、いつでもできそうな気もしますが、実際にはなかなかできないマニアックな比較テイスティングだと思います。 このフライトで、特にマサさんが着目していたのは標高でした。3種類のCCGSのテイスティングの順番は低→高で、最初のワイン、「ヴィコレジオ36」は、平均標高350mに位置する自社畑「ヴィコレジオ」からのワイン。 カステルヌオーヴォ・ベラルデンガに位置するヴィコレジオは、南東、南向きの斜面に広がる、アルベレーゼ(石灰岩と粘土)の土壌で、平均樹齢18年のぶどうが栽培されているそうです。 そして、この畑には自社の畑から選抜された18種類のマサル・セレクションを含む、「36種類の異なるサンジョヴェーゼのバイオタイプ」が植えられているとか……⁉︎ 詳しいことはよくわかりませんが(苦笑)、ワイン名にある「36」もここから取られたようで、多様性の極致のような畑ということですね? ちなみに、アルコール度数は13.5%と、3本の中でいちばん低い度数になっています。 目の前に並んだ3種類のCCGSは、微妙な濃度差はありますが、基本的に、やや明るめで透明感のあるラズベリーレッドの外観。 強いていえば、3番目の「バディオラ」がやや濃いめかなぁ?という程度の違いで、ぱっと見区別がつかない感じです。 香りは、トップノートに赤〜紫のゴージャスな花が咲き、溌剌とした赤果実や熟した黒果実、芳しいスパイスの香りは、そのお花畑を越え、時間差でやって来ます。 とてもよく香るワインですね♡ 口に含むと、少しあっさりした感じですが、キレのある酸と果実の旨み、サンジョヴェーゼらしいザラザラしたテクスチャのタンニンが「らしさ」を感じさせる味わい。 全体の印象としては、「花の香り」に最大の特徴を感じましたが、後口に残る、上質な「キャラメルの芯」のようなザラっとした甘さと質感も堪らないですね♡ このワインを漢字二文字で表すなら、「華麗」とか「溌剌」など、躍動感のある言葉をあてたいですね♪ 美味しいサンジョヴェーゼでした✨
iri2618 STOP WARS
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2018 マッツェイ(カステッロ・ディ・フォンテルトリ) ヴィコレジオ 36 キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ トスカーナ/イタリア vinicaに感謝✨ 10/2サンジョヴェーゼ会@西荻 ダ・マサ・その1 いつも変態ワインを持ち寄る「ワイン変質者の会」(命名:DaMasaさん)から発展したワイン会。 今回は、原則ワインの持ち込みはなしで、ワインはすべてマサさんのセレクト。サンジョヴェーゼの神髄に触れようという、正統派(?)の企画です。 最初のフライトは、マッツェイ/Mazzei家(屋号がカステッロ・ディ・フォンテルトリ)という同一のつくり手による、3種類のキャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ(CCGS)の飲み比べ。 同一年に収穫されたぶどうを、だいたい同じ(?)醸造スタイルによって同一カテゴリー(=CCGS)に仕立て、リリース後もほぼ同一条件で管理されたワインの比較になります。 飲み比べて分かる(はず…)のは、ぶどうそのものの属性(樹齢やクローンの種類)や、畑の地勢(土壌や向き、斜度、標高など)と、それに付随するミクロクリマ(微気候)など、フランス語でテロワー?ル/terroirと呼ばれる、それぞれの畑の「個性」の違いです。 やる気さえあれば、いつでもできそうな気もしますが、実際にはなかなかできないマニアックな比較テイスティングだと思います。 このフライトで、特にマサさんが着目していたのは標高でした。3種類のCCGSのテイスティングの順番は低→高で、最初のワイン、「ヴィコレジオ36」は、平均標高350mに位置する自社畑「ヴィコレジオ」からのワイン。 カステルヌオーヴォ・ベラルデンガに位置するヴィコレジオは、南東、南向きの斜面に広がる、アルベレーゼ(石灰岩と粘土)の土壌で、平均樹齢18年のぶどうが栽培されているそうです。 そして、この畑には自社の畑から選抜された18種類のマサル・セレクションを含む、「36種類の異なるサンジョヴェーゼのバイオタイプ」が植えられているとか……⁉︎ 詳しいことはよくわかりませんが(苦笑)、ワイン名にある「36」もここから取られたようで、多様性の極致のような畑ということですね? ちなみに、アルコール度数は13.5%と、3本の中でいちばん低い度数になっています。 目の前に並んだ3種類のCCGSは、微妙な濃度差はありますが、基本的に、やや明るめで透明感のあるラズベリーレッドの外観。 強いていえば、3番目の「バディオラ」がやや濃いめかなぁ?という程度の違いで、ぱっと見区別がつかない感じです。 香りは、トップノートに赤〜紫のゴージャスな花が咲き、溌剌とした赤果実や熟した黒果実、芳しいスパイスの香りは、そのお花畑を越え、時間差でやって来ます。 とてもよく香るワインですね♡ 口に含むと、少しあっさりした感じですが、キレのある酸と果実の旨み、サンジョヴェーゼらしいザラザラしたテクスチャのタンニンが「らしさ」を感じさせる味わい。 全体の印象としては、「花の香り」に最大の特徴を感じましたが、後口に残る、上質な「キャラメルの芯」のようなザラっとした甘さと質感も堪らないですね♡ このワインを漢字二文字で表すなら、「華麗」とか「溌剌」など、躍動感のある言葉をあてたいですね♪ 美味しいサンジョヴェーゼでした✨
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