南オーストラリア州　アデレードヒルズ シャルドネ 2017年 S$44 (64-20) グレフルの様な黄色い柑橘系にハーブが絡む。金属っぽいミネラル香、ナッツや塩クリームも少し。 高い酸を意識するフレッシュな香りが主体。 口に含むと、香りのイメージに近いフレッシュな酸味が主体の柑橘フルーツ。 その酸味は程良く、甘みとちゃんとバランスしてる。 中間は塩っぽい旨味。 ボディは中庸にまとまってる感じ。 アフターに掛けては、鉄っぽい？ミネラル感？がズシンと重たく感じられて重心を下げる。 各要素が調和しかつ出力強く、かなり長く余韻が続く。 飲み始めは比較的フツーと言うか、特徴があまり無い様な（良く言うとバランス型の）印象でした。 それが飲み進めるうちに変わって行き、おぉぉ…な、、、ピュリニー？って感じになってました。 冷涼ゆえの上品やさミネラル感、そして強靭なコア。 これに上手に樽化粧が施されたら… ブラインドでピュリニーのプルミエって答えちゃいそう。 あ、ナチュラルな造り手さんみたいですけど、わりかしノーマル寄りの酒質だと思います。 ルーシー・マルゴーみたいな振り切ってるワインとはベクトルが違いますね〜 スゴく美味しかった！ この造り手さんのワイン、また機会を見つけて買ってみようっと♪

Toshio Iimura