イタリア中部のウンブリア州、チェルヴァロ・デラ・サラ アンティノリ2016をグラスで。シャルドネ90%、グレケット10%。 ゴールドがかった濃い黄色、香りはよく冷えた状態だとずばりバターのオイリーな香りにややバニラ、少し温度が馴染むと梨、しかもはっきりと洋梨特有のねっとりした香り。 飲み口も香りのイメージをそのまま引き継いだようなねっとりと粘性の高い口当たりに、ボリューム感ある果実味とバランスの良い酸味。また不思議と、海無し州ウンブリアなのに塩っ気を強く感じる。 夏の暑い中、というより夏の終わりの暑さの余韻残る夜の方がしっくりくるかな？いわんや梅雨のジメジメした時にはミスマッチ…けど美味しいよ。

TKR