我が家初登場。大阪は柏原市、カタシモワイナリーさんのウワサの一本、たこシャン。大阪らしく、たこ焼きに合うように、ということで造られたスパークリングワイン。 ぶどうは大阪の伝統、デラウェア。グリーンがかったレモンイエローに、レモン、グレーフルーツの香り、繊細ながら立ち上がりに勢いがある泡。辛口ながら、ほんのり甘い味わいは、ドサージュゼロでなく、エキストラ・ブリュット？そのまま飲んでも良し、料理に合わせても良し。 我が家はたこ焼き器が無いのでホットプレートのお好み焼きとイカリング揚げに合わせてみましたが、お好み焼きが進めば進むほど、ソースの甘みが増し、ワインは甘みが消えてドサージュゼロに近づく不思議。素朴ながら職人気質の品質、改めて日本ワインの実力を見せつけられた気がします。スパークリングなのに、 ノンビンテージでないというその造り手の自信にも迫力を感じます。 ちなみに大阪と言えば当たり前の大都会ですが、ワイン産地としては歴史は古く、安土桃山時代に端を発し、大正時代に発展した銘醸地。ワイン産地としての情熱は並々ならぬものが有ります。

ぷろせっこ