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4.0
パヴィヨンルージュ1994 光を通さないほど若い色調 未だにcsの茎っぽいグリーン、やや閉じた控えめなカシス、溶け切っていない杉の爽やかな香りが感じられる ブラインドで香りだけならまだ若い2000年代中盤くらいと捉えそう 酸はかなり穏やかだが、タンニンは一段の落ち着く余地がある 日本酒の低精白にある重量感を伴った旨味が乗っていて、若いヴィンテージのものとはテクスチャーの面で一線を画す パヴィヨンルージュといえば、若いうちは他の五大シャトーの2nd以上に茎っぽさが先行してタンニンが多少柔らかいだけでは埋められないほどの飲みづらさを感じるイメージだったが、熟成が進んでもらしさは健在であった ただ、想像以上に乗った旨味と香りの青さがほどよく均衡していて、不思議とバランスが取れている セオリー通りステーキなど分厚い肉料理にぶつけてもよいが、ローストビーフをお供にするくらいの穏やかな食事シーンに合わせた方が魅力は引き立ちやすいと感じた 五大シャトー絡みのグランヴァンというよりaocマルゴーの個性的なボルドー格付ワインの1つという方が腹落ちしやすいように思える
okn
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パヴィヨンルージュ1994 光を通さないほど若い色調 未だにcsの茎っぽいグリーン、やや閉じた控えめなカシス、溶け切っていない杉の爽やかな香りが感じられる ブラインドで香りだけならまだ若い2000年代中盤くらいと捉えそう 酸はかなり穏やかだが、タンニンは一段の落ち着く余地がある 日本酒の低精白にある重量感を伴った旨味が乗っていて、若いヴィンテージのものとはテクスチャーの面で一線を画す パヴィヨンルージュといえば、若いうちは他の五大シャトーの2nd以上に茎っぽさが先行してタンニンが多少柔らかいだけでは埋められないほどの飲みづらさを感じるイメージだったが、熟成が進んでもらしさは健在であった ただ、想像以上に乗った旨味と香りの青さがほどよく均衡していて、不思議とバランスが取れている セオリー通りステーキなど分厚い肉料理にぶつけてもよいが、ローストビーフをお供にするくらいの穏やかな食事シーンに合わせた方が魅力は引き立ちやすいと感じた 五大シャトー絡みのグランヴァンというよりaocマルゴーの個性的なボルドー格付ワインの1つという方が腹落ちしやすいように思える
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