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3.0
メドック格付け61巡り11番目、第5級ポイヤックのシャトー・オー・バタイィ、2001vt.です。 バタイィとは、英語でいうところのバトルです。英仏の100年戦争の戦いが、シャトーの畑や敷地あたりで繰り広げられていたことに由来しています。 もともとは、同じ5級のバタイィしかなかったのですが、1942年に一部が分割されて、オー・バタイィに分かれました。このころは、デュクリュ・ボーカイユやグランピュイ・ラコストと同様に、ボリー家がオーナーでしたが、2017年にランシュ・バージュのオーナーである、カーズ家に買収されました。 カベルネS70、メルロ25、カベルネF5のバランスです。 透明感のある、濃いルビー。 アロマのエントリーは、チェリーから。 カシスも覗き出す。 少し甘ったるいアーシーな香り。 微かにピーマン。 レザーに強すぎないオーク。 口腔を前後に広がるイメージ。 パワフルとエレガントの中間のようなアタック。 バタイィのイメージを膨らませすぎたのか、微かにブラッディなニュアンスも。 20年熟成といえども、酸は結構力強く溌剌としており、まだ寝足りなさも。タンニンは量はそれほど感じないが、余韻に強めの収斂性を感じる。 オフヴィンテージのせいか、広大なものを感じないけど、小ぶりでもまとめてきたという感覚。
okok530
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メドック格付け61巡り11番目、第5級ポイヤックのシャトー・オー・バタイィ、2001vt.です。 バタイィとは、英語でいうところのバトルです。英仏の100年戦争の戦いが、シャトーの畑や敷地あたりで繰り広げられていたことに由来しています。 もともとは、同じ5級のバタイィしかなかったのですが、1942年に一部が分割されて、オー・バタイィに分かれました。このころは、デュクリュ・ボーカイユやグランピュイ・ラコストと同様に、ボリー家がオーナーでしたが、2017年にランシュ・バージュのオーナーである、カーズ家に買収されました。 カベルネS70、メルロ25、カベルネF5のバランスです。 透明感のある、濃いルビー。 アロマのエントリーは、チェリーから。 カシスも覗き出す。 少し甘ったるいアーシーな香り。 微かにピーマン。 レザーに強すぎないオーク。 口腔を前後に広がるイメージ。 パワフルとエレガントの中間のようなアタック。 バタイィのイメージを膨らませすぎたのか、微かにブラッディなニュアンスも。 20年熟成といえども、酸は結構力強く溌剌としており、まだ寝足りなさも。タンニンは量はそれほど感じないが、余韻に強めの収斂性を感じる。 オフヴィンテージのせいか、広大なものを感じないけど、小ぶりでもまとめてきたという感覚。
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