2011年にカリフォルニアのサンタ・バーバラで設立されたリュー・ディ・ワイナリー。ロワール系品種を中心に契約農家からの葡萄でワインを造る、ネオ・カリフォルニア系の造り手です。今回は2017のシュナン・ブランを頂いてみました。 少し淡い色合いのレモン・イエロー。 甘いライチ、ピーチ、ホワイト・ティの様な複雑なアロマが軽やかに香ります。 明るく甘いオイリーな果実のテクスチャーに、優しい酸味としっかりとしたミネラル感。少し後味にプーアール茶のニュアンスも感じます。 段々と単調さが落ち着き、ミネラルに良い苦味を感じ、少し面白くなって来ました。 翌日は果実の甘味も含めて全体がしっとりとし始めて、冷たいバターの感じとミネラルの漢字がとても良く表現されていました。 基本的に果実味はカリフォルニアですが、とてもロワールを意識した造りで、外の品種のワインも頂いてみたいと思います。

Marcassin

サンタバーバラ… この文字に見覚えあると思ったら、こちらの作り手さんのムロンをSFで戴いておりました。ちょうどうちに待機しているカリフォルニアのシュナンを開けようかと思っておりましたので、開けてみようかなー？

-

miho_vinoさま ありがとうございます。 このシュナン・ブラン、現地価格で＄20ドル代ですが、良く出来ていると思いました。 今カリフォルニアはこう言うもう少し現実的な価格帯の活気のある造り手がどんどん出て来ている様です。 カルト・バブルはもう一昔前の様です。

Marcassin