んー美味い。スペインのグルナッシュ感と黒い果実感に少し酸を感じさせるような香り。輪郭は自然派ワインのように終わりのないような感じ。細いというか水彩画のような輪郭。香りからすると、やや太めかなと予想したが良い意味で裏切られた。味は太くもなく細くもなくちょうど良い飲みやすいTHEミディアムボディ。僕が一番気に入ったのがこのワインの酸のニュアンス。酸のアタック感があるんだけど、そこで終わらずに少し太めのじんわりじんわり旨みと酸の余韻が良い。 今宵のあての豚しゃぶゴマポン酢に合う。 このワインの30%を占めているガルシアーノという品種は酸が強く長い間補助的品種として栽培されていて、作るのが難しいらしい。ピノ・ノワールに似ている？ スペインワインの中でも期待したい品種。 追記 2日目はもっと好みになっていた。ボディはもっと細くなっていて、香りはピノにスペインらしい暖かさを足したような感じ。いろんなフルーツの香りが混じってる。特に良いのがアフターにほわっと木苺のようなベリー系のニュアンスが顔を出して余韻が続いていくところ。ブルゴーニュのピノ好きなら好みかも。久々のヒット。

Taiki☆

このワイン、好きなのですが表現が見事ですね。水彩画、よくわかります。とっても参考になりました。

中塚 龍雄

コメントありがとうございます。ワインが美味しいとついつい良さを誰かに伝えたくなります。私はまだ本格的に飲み始めて1年経つぐらいで、表現の語彙も先輩方に比べてまだまだ少なく経験が足りないので、いろいろ教えていただきたいです。これを機会にフォローさせていただきました。宜しくお願い致します。

Taiki☆

こちらこそよろしくお願いします。

中塚 龍雄