シャトー・ド・ベル・ブルゴーニュ・アリゴテ・マセラシオン2021を頂きました。シャブリの東側、人口60人のベル村にあるシャトー・ド・ベルは1600年だいからベル家によって維持されていましたが、現当主のお父様が他界されてからは、畑は貸し出されていたそうです。ただ娘さんのアテネさんが自然派の作り手に修行に出て、継いだ後は全てビオロジック栽培でワインを作っているようです。 少しアンバーかかったしっかり目の黄金色。 ビオ系の硫黄や糠、ドライ・アプリコットや金柑、スパイスにハーブ、ショーク質のミネラルなど自然派らしいアロマ。 ふくよかな果実味から強めのスパイスの効いた酸味を感じ、ミネラリーなエンディング。とてもドライですが、余韻に少し甘い風味も感じます。 翌日はラウンドなテクスチャーが引き、ボーン・ドライで、コテコテのアリゴテらしい、とても個性的なベルのアリゴテでした。

Marcassin