L'Aventure Estate Cuvée 2014写真(ワイン) by WINE NINJA

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REVIEWS

ワインL'Aventure Estate Cuvée 2014(2014)
評価

4.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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  • Original
  • Original
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2016-11-12
飲んだ場所雅叙園
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯
価格17895
インポーターピーロートジャパン

COMMENTS

WINE NINJA

オーナー兼醸造責任者であるステファン・アセオが、以前にサンテミリオンのフルール・カーディナルを所有していたと聞くと、なるほどと思う。 サンテミリオンのリッチ版といった抜けのよい上品さに、成功した年のムートンにも似た黒鉛的な風味は、シラーとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドとは到底思えない、ボルドー的な特質だ。 畑に行くとチョークの礫に埋め尽くされている。オーゾンヌやフルール・カーディナルの土壌に特徴的な、“フロンサックのモラース”という石灰石にも似ている。 これだからアセオはこの土地に移ってきたのか、と合点していると、栽培責任者のディヴ・デバスクは「土壌PHは8.4から8.5と高く、養分がキレート結合して分離しないため、樹勢を自動的に抑制する。このような土壌は、サンテミリオン、シャンパーニュ、そしてパソ・ロブレスに存在する」と言う。 カベルネ・ソーヴィニヨンを石灰質土壌に植えると、サンテミリオでは相当固い味になる。 しかし太陽に恵まれたパソ・ロブレスではちょうどいい固さとなり、「構造を受けもつ」。 またシラーは「完熟させることで、パソ・ロブレスはフルーティーさを担当するブドウとなる」この品種にありがちば生臭みが皆無なのは、ブドウの成熟度が高いからだし、それでもフレッシュさがあるのは、優れた石灰質土壌ならではの美点だろう。 「シラーを構造用として使うのではなく、ボルドーのメルロ的な機能としてとらえなおした独自の発想」が、成功の秘訣といえる。(ワイナート) 黒に近いルビー色。 ベリー、鉛筆、チョコ、オークの香り。 非常にリッチな香りと余韻。 お値段相応。

WINE NINJA

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