Royal Oyster Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie写真(ワイン) by ume hat

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REVIEWS

ワインRoyal Oyster Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie(2005)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2008-05-10
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    ume hat

    2008年5月の記。 ホテル内のレストランでコース料理付ライヴを楽しんだ際のものだが、この場に相応しい部分だけ抜粋して。 ☆ 長年の女友達の一人に、「ジャズ・ヴォーカリスト」の形容に収まりきらないシンガーYさんがいる。 ヴォイス・トレーナーの肩書きも持つ彼女は、ジャズ(スタンダード・ナンバー)の他に、ポップス、ボサノヴァ、映画音楽、昭和歌謡、Jポップ。オリジナル等、幅広いレパートリ一を持つマルチな歌い手だ。 ツボを心得たナンバ一を、ステージング、発声、歌詞の表現、何れも高いプロ意識でもって披露してくれる。 東京駅近く、某ホテル内の(カジュアル・タイプの)フレンチ・レストランで定期的にディナー付ライヴを一昨年から催してくれている。 毎回とても楽しみ。 昨年のクリスマス・イヴにおけるディナ一付ライヴは、独りで行くには躊躇があったのだが、ワイン・リス卜に私の大好きなジェラール・ベルトランのヴィルマジュ一が加わり、美味しいフルコース及び彼女のクリスマスらしい華やかなステージと共に、酔いしれた。 今年1月にオフで逢ってはいたが、ステージは久々。互いに再会を心待ちにしていた。 今回の私のコーディネイトは、麻の白いスタンドカラー・シャツに同じく麻の茶のベスト。その上に羽織ったのは、襟カラー&ラペル)無しの茶のジャケット。この珍しいデザインのジャケッ卜は20年以上前に購入した。 テーラード・カラーがない分だけ襟元を自在に演出出来るので、そのラインに沿ってスカーフを内側にまとい、カマーバンド内で固定し、ボウタイを締め、黒い革のパンツを合わせると、ちょっとしたフォーマルなパーティ一でも充分に通用した。 さすがに20年以上の年月が経つと、ジャケッ卜も人間もくたびれる。今は、ドレスダウンして、ジーンズに合わせたり、袖をロールアップしたりして、晴れの日以外に活用している(と言っても、着るのは1年以上ぶりだったのだが)。 冷たい雨の中、東京駅八重洲口に降り立ったのは17時過ぎ。 レストランへは、開演18時の30分前、17時半の到着を申し入れていた。 まだ時間があったので、『丸善』(大型書店)に寄る。 平積みにされていた雑誌『別冊 一個人』(KKベストセラーズ)で、2008年度版「いま、最高においしいワイン」の特集記事が組まれていた。頁を繰ると、現在、私の自宅にストックしてあるワインが、赤白とも「ベスト1」として紹介されているではないか(白は、前夜、立ち飲みBARで飲んだコノスルのゲヴェルツトラミネール)。勿論、この本を購入。 ほぼ定刻通りに、レストランに入店。 店内には既に何組かいて、コース料理をスタートさせている。 スタッフに予約の名前を告げると、これまで訪れた中でベストなポジションの席に案内された。クリスマスの際にはステージが見え難いテーブルだったこともあり、歌姫が用意してくれたようだ。 有り難い。 気分良く腰掛け、食前酒にシャンデーガフ(ビールのジンジャーエール割り)を選ぶ。 ワインに合わせてと思い、食事(コース料理)のサーヴは少し間を置いてもらうことにする。 ドリンク・メニュ一を拡げる。 と言っても、大好きなラングドックのヴィルマジュ一に決めてはいたのだが。 しかし…。 ワイン・リス卜は一新され、ヴィルマジュ一の名は既に外されていた。 何度も見直したが、同じこと。 シャンデーガフを飲み終えた後、スタッフに尋ねてみた。その女性は、クリスマス時点では3ヶ月の新人だった。私が注文したヴィルマジュ一をまだ慣れない手つきで抜栓していた記憶が蘇る。 残念ながら既に店には置いてないとのこと。 卓上に置いてあったコース・リストの内容を見て、白を注文。 フランスのロワール地方のロワイヤル・オイスター。 メニュ一には、「シンプルな魚料理や和食に好相性な辛口」とあった。 今回のコースの内容は、以下の通り。 ○フォアグラのカナッペ ○空豆とフルーツトマトのクーリ(パンとブール) ○ホワイトアスパラのオランデーズソース ○白キスのすり身詰めリゾーニ添え ○グリーンアスパラと帆立貝のトマトリゾット 〇白金豚と旬野菜ポトフ 〇紅茶プディング フルーツ添え 〇紅茶 程なくして、ワインクーラ一がテーブルに用意され、先程とは異なる女性スタッフがボトルの抜栓をしてくれた。どうやら、新人さんの様子。 慣れない手つきだったが、コルクは綺麗な状態で抜かれた。 1杯目を注いでくれたのだが、冷やしてなかったのではと思う程に温い。経験のあるソムリエなら、手に持った感触で判ったことだろう。 ボトルを冷やす為に、2杯目は暫く間を置こうと思った。 味は、悪くはない。可もなく不可もなく、といったところ。文字通り。カキにぴったりのミネラル感。 (続く)

    ume hat

    L

    (続き) フォアグラのカナッペから順に運ばれてきた。 第1セット終了後、歌姫はまず私の隣席にいた老紳士のテーブルに真っすぐに向かって挨拶。各テーブルを廻ってから、最後に私の許に来てくれた。 再会を喜び合った後、ベスト・ポジションを用意してくれたことに感謝。 前々から話題にしていた、オーガニックなサングリアを手渡す。 実は、彼女、大の日本酒党でワインはからっきし駄目なのだが、オーガニック・ワインならどうやら飲めることを今年になって発見したらしい。 そこで、葡萄も他の果物も全てオーガニックなサングリアを見つけたので奨めてみた次第。 コース料理は次々と運ばれてきたが、以前よりもヴォリューム感がなくなったように思われる。 ライヴ付で5,500円(昨年までは4,000円台)だし、贅沢は言うまい。 何より、味は全く問題なく、美味しいから、それで充分なのではあるが…。 第2セット途中で食事はメインまで運ばれた。 ポトフに使われた柔らかな白金豚は岩手産。LWBと呼ばれるブランド豚肉。とろけるような美味しさであった。 まだワインが余っていたが、デザー卜と共にコーヒ一が運ばれてきた。 前回も、こちらの意向を問わず、コーヒ一が運ばれてきたので、紅茶に代えてもらう。 紅茶プディングは相当にイケた(コース中の一番のヒット!?)。 日頃は撮影を控えているが、食器やカトラリーを下げた後のデザートなので、1枚だけ撮らせていただいた(スプーンで一口味わってから慌てて)。 21時半過ぎ、第3セットが終わり、終演。 真っ先に会計を済ます。 雨の中、東京駅には向かわず、銀座方面に向かって歩くことにした。 地下鉄日比谷線に乗って向かいたいところがあった。 途中、有楽町駅前の『ITOCiA』地下へ。 いつもながらの凄い行列のドーナツ・ショップには目もくれず、『ヴィノスやまざき』へ。 寄り道して、大正解! いつもは3,800円のオスピタレット・グランヴァンが予告無しのセール。贔屓の口スピタレのプレステージ・ワインが三千円を割る安さ。 びっくりである。雨降りで荷物がなければ、まとめ買いしたいところ。 100円のロゴ入りエコ・バッグに入れてもらい、ホクホク顔で、ドーナツ屋に変わらず並ぶ人々の脇を掠め、地下鉄日比谷線の日比谷駅へ。 ☆ この後、某ジャズ・バーへ流れ、長期入院されていた年輩のジャズ好き紳士と久々に顔を合わせ、26時まで盛り上がる。 雨の中、30分程歩いて、他のジャズ・バーへ。 ここでも初対面の方とあるジャズ・アルバム談義で盛り上がり、店を出たのは29時。 帰宅したのは30時(午前6時)近く。 今はそんな無茶は出来ないなぁ…。 さて、件のロワイヤル・オイスターだが、そのものズバリのオイスター・バーで再び飲む機会があった。 ぴったりの相性。 夏のBBQなんかに、泡で乾杯して、シャルドネを1本空けた後の3本目辺りに飲んだらイイだろうなぁと思う。 魚介類にグッドです。 写真(1枚目)はネット上から拝借。ヴィンテージも同じだと思う。 ハート型がまた良し♪

    ume hat

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