『No.1108  飲みやすさ至上主義』 【ヴィーニャ・ヴェルデ/2019年】 デ・バルトリ/イタリア・シチリア ・グリッロ100％ 合わせた夕飯 ・鶏の唐揚げ ・フライドポテト ・クリームチーズとおかかのおむすび ・サラダ 抜栓し、グラスに注ぐと…鮮やかなレモンイエロー。柑橘のさわやかな香りがふんわりと。 一口飲んで、また一口...これは実に爽快！柑橘やパッションフルーツ的な爽やかでどこかトロピカルな果実味とキュッとくる酸味。後味にホロっとくるグレフル的ほろ苦さ。果実味と共に蜜のほの甘さ、後味はクッと切れ味良くさっぱり。コリコリなミネラル感もまた良し。 これは僕が好きな飲み口。変な捻りを感じない直球勝負なところが、これまた大好きなWeezerの音楽のよう(あくまで主観) 揚げたての鶏の唐揚げやフライドポテトに合わないわけがない。食べては飲み、食べては飲み…をついつい繰り返してしまいがち。スルスルっとストレスフリーに飲んでしまうが、ワイン自体の主張もしっかり織り込んでくるしっかりさもあったり。 飲みやすさ至上主義な一本！ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ