アロマはシャルドネらしくマスカット、レモンと僅かなミントといった清涼感に、水蜜桃のようなジューシーさ。 口当たりは柔らかな酸味、その後、柔らかで比較的平面的な広がりをもった軽い甘み。 このワインを飲んだときに頭に出てきたイメージは 「雪解けの春」 先に来る酸味は、厳しい冬を思わせ、その後に来る柔らかく長い余韻のある味わいは、これから芽吹く春のように感じました。 奥行きはありますが、良い意味で複雑さを削ぎ落としてますので、淡泊な料理と相性がよかったです。 僕はスモークサーモンと合わせました。 少し塩っ気の強いサーモンでしたのでもう少し塩分控えめの物であればバッチリとマリアージュしたと思います。 イタリアなどのシャルドネしか飲んでこなかったので、この優しい口当たりのシャルドネは良い意味で期待を裏切られました。 是非飲んでみてください。

taka15