ヴァンサン ジラルダン シャルム シャンベルタン 2009。アメリカから持ち帰ったもの。コートドニュイのグランクリュは久しぶり？ 僅かに濁りが見え低めの透明度。バランスの良い香り。しっかりとした体躯で適度な濃度も、スパイシーさよりは果実のエキスを感じます。 旨味全開という訳ではなく、むしろ様々な要素をまとめ込んだ感じでしょうか。確固たる方向性に乏しいとも言えます。万人向けと言うか... リアルワインガイドで今のブルゴーニュの在り様について記事が載っていました。なかなか興味深かったです。 ある時期のギンギンの濃さと樽は確かに本来の個性とは違うのでしょうが、それ以前の世代がそれ程素晴らしかったかは分かりません。 今のブルゴーニュは技術の向上と共有で結構アベレージが高くなりました。これ自体は歓迎です。価格も随分上がりましたけどね。

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