何故か少し惹かれて…… このワインは森である 人の手が入った森 適度に陽の光が入り、腐葉土も程よく乾きほのかに香る そこまで年老いた木ではない、そして太い木でもない けれどもこの森を見守ってきた ヒトという動物の介入をこの木はどう思うだろう これは改善なのか、それとも改悪なのか 答えはわからない、誰にも カシス、干しプルーン、レーズン、ブラックベリー、ブラックペッパー、腐葉土、フランボワーズ 果実味は強くない スパイスも強くない 水っぽさは少ない 本当に森を散歩している様な、そんなニュアンス 何かを訴えかけている様な…… そんな印象を受けたワイン

TOMO.M