アルゼンチン メンドーサ ルハン・デ・クージョ マルベック 2013年 S$86 (110-24) 黒ベリー、バニラ。 深く濃い、そしてスパイシーな香り。 土っぽさも。 味わいも「黒ワイン」に相応しい、凝縮して詰まったベリー感が主体。 それにタール、グラファイト、バニラにスパイスと言った樽由来のニュアンスが参戦して一層どっしりと、重心低く。 ただ、口当たりは滑らかで、収斂味も気にならない。 余韻には、少しキノコっぽい熟したニュアンスも出て来て、複雑なフィニッシュに導かれる。 おぉぉぉ。。 なんか不思議。 これが南仏のマルベックだったら、もっと硬かった様な気がします。 凝縮ベリーやスパイシーさは、なるほど納得のマルベックなんですが、この年号で既に滑らか&仄かに熟した旨味も感じられると言う。。。 なんて書いて2日目を迎えたら、ずしーんと重たい収斂味が。 このどっしりガッチリ骨格と詰まった液質はもはやグランヴァン！？ 4日かけて飲みましたが、2日目以降はずっと濃ゆい感じでした。 今飲むなら、初日の印象が良かった(^ ^) もう暫く寝かせて飲んでみたかった、とも思います。 12VTも売ってたので…買っちゃおうかなぁ♪

Toshio Iimura