フランスのブルゴーニュではないピノ。いくつかの地域のブドウを混ぜたもののようだ。 バラやスミレといった花の香りが、赤いベリーより際立つ。梅鰹と言われる様な和の出汁のテイストもある。繊細でありながら複雑なワインだ。 ちなみに、晩御飯が肉じゃがだったので、チャットGPTに、どのワインが合うか聞いたら、ピノかガメイと言われて、ガメイなんてこの時期あるはずもなく、家のセラーのピノ数本から銘柄を言ったら、一番はこれと選んでもらった一本。肉じゃがとワインを合わせる必要性は置いておいて、良いセレクトだったと感心した。

T.Yoshiyuki