エトナロッソ飲み比べ。続いてはネレッロ・カプッチョ100%です。珍しい〜 色合いを補う補助品種と聞いていましたが、透明感を持った黒色は、鮮やかさを期待したイメージとは異なります。 トップノートにイチゴ。 ラズベリーの豊かな果実味と、持続性のある酸は、若いサンジョヴェーゼを思わせますが、どこか近寄り難い雰囲気があります。 その正体は、1〜2日置くと分かるように。果実味が和らぎ、苦味を伴った強いミネラルがはっきりと感じられます。また全体的にフルーティーと言うよりスパイシーな雰囲気に変化しています。 全体的には冷涼感のあるシャープなワイン。 時間経過によって変わる印象と、一貫して樹木や獣っぽい香りが付きまとう妖しさは、エチケットの魔法使いそのものでした。 以下、インポーター情報です。 品種：ネレッロ・カプッチョ 面積：2ha 樹齢：10年 土壌：ミネラル豊富な火山性土壌 仕立て：ドッピオ・コルドーネ・スペルナート 醸造：ステンレス7-9日 熟成：ステンレス9ヶ月 本数：10,000本

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