若いワインがデキャンタすると変身しました。グランジュ・ヌーヴの土壌は特に、ポムロルの典型である粘土、クラス・ド・フェールと 呼ばれる鉄分混じりの粘土が主体です。 この土壌の有名なワインはペトリュス、ル・パン、トロタノワなどそうそうたる顔ぶれ。 この粘土は水を含むと膨張する特徴があり、根を圧死させるため、自然と水分を吸 いすぎることなく凝縮感のあるワインを生み出すのです。 また、メルロを限りなく100%使用するシャトーはそれほど多くはありません。 限られた場所以外では、この特殊な粘土質土壌が少なくなるため、たいていはカベ ルネ・フランをブレンドします。 そんなポムロルの中で、このシャトーは、最も古い家系の一つ。シャトーグランジュヌー ヴは19世紀の終わりに現オーナーの祖父によって始められました。それ以来、徐々 に、拡大し、現在ではポムロールの西側に7haを所有しています。 このグランジュ・ヌーヴはそんなポムロルの中でも、珍しいメルロ100%の、濃縮 感のあるリッチタイプのポムロルです!生産量が少ないのに対して需要があまりに高 いため、比較的高価で敷居の高いポムロルワイン。 しかし、このシャトーは、小規模 な家族経営であることからあまり有名ではありません。そのおかげで、この価格が実 現しました!

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