ワイン | Big House Red(2012) | ||||||||||||||||||||
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詳細 |
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プチ・ヴェルド種(Petit Verdot):ボルドーの黒葡萄。実の熟するのが他の品種より遅く栽培が難しいため、色味と酸、タンニンの補助に使用。名前は、「小さい緑」という意味。開花期の天候が不順だと果粒が青く未熟なままになる事に由来。近年メドックの格付けシャトーではこの個性の強い品種の増量が一種の流行となっている。 ムールヴェードル(Mourvèdre)種:スペインのカタラン地方が原産地。スペインではモナストレル(Monastrell)、豪州ではマタロ(Mataro)と呼ばれる。渋みが強いので他の品種とブレンドされることが多い。 サグランティーノ種:中世期にギリシャ正教会の修道士によって、ギリシャからイタリアへもちこまれた。サグランティーノという名前は『サクリフィーチョ(献身)』もしくは『サグレスティア(聖具室)』が由来。古くからウンブリア地域で栽培。フルボディネッビオーロの数倍ものタンニンを有している。
Yasushi Mori
マルベック(Malbec)種:仏南西部を起源。俗に「黒ワイン」と呼ばれるほどに色が濃く、又非常にタンニンが豊富であり、花や化粧品を連想させる強い香り。ポリフェノールの含有量が最も高い。アルゼンチンの代名詞。 トゥーリガ種:ポルトガル土着種。ポートワインに用いる。 テロルデゴ種:ヴェローナ県ガルダ湖周辺に広がっていたブドウ畑から、トレンティーノ地方に伝えられ。現在は、トレント北部のアディジェ渓谷のカンポ・ロタリアーノ地域でのみ栽培。 タナ種:別名タンナ(Tannat)。仏南西地方で主に栽培。ウルグアイでも重要な品種。名前から想像されるようにタンニンに富む。
Yasushi Mori
欲張りなワインですね(笑) あと、いつもアップしてる料理美味しそうですね。奥さまの手料理ですね(^-^)
遠藤 博美 ♂
ワインメ―カ―は、女性なのですが、どんな思い?(勢い)で、ブレンドしたのか、聞いてみたいです(笑) 料理は、私よりワイン好きの妻のお陰で、食べ過ぎてます(^^)
Yasushi Mori
「ビッグ・ハウス レッド 2012」カリフォルニア州モントレーカウンティ・ソレダド。モントレー郡は『エデンの東』の舞台。ビンがでかい(笑) 非常に面白いワインで、何と14の地中海品種のブレンド。①グルナッシュ 19%②シラー 17%③テンプラニーリョ 16%④プティ・ヴェルド 14%⑤ムールヴェードル 11%⑥サグランティーノ 4%⑦マルベック 3%⑧サンジョベーゼ 3%⑨メルロー 3%⑩トゥーリガ 3%⑪アリアーニコ 2%⑫ネグロアマーロ 2%⑬テロルデゴ 1%⑭タナ 1% 半分は初めての品種。コメント欄参照。 造り手 ビッグハウスカンパニー。ソレダド刑務所(通称The Big House:俗語で刑務所のこと)のそばにあり、ラベルも刑務所の画。コンセプトは『足に繋がれている鎖のように重く固い概念を壊し、日々のワイン選びが”犯罪的”に楽しくなるように、あなたをワクワク・ハラハラ・ドキドキさせます!』とユニークなものだが、醸造家が一番遊んでいるよう。 毎年二ケタ増で最低20万ケース販売しているブランドにのみ与えられる“HotBrandAward”IMPACT賞を8年連続で受賞。 黒っぽいガーネット。うっすらとグラスの底を透かして見るコトができるくらいの色付き。グラスから強く立ち上るのはふんだんに振りかけたスパイスと赤黒果実の香り、コショウ、ミント、シナモン、カシス、樹の香り。濃厚。口に含んだ瞬間に爽やかに広がる酸味。煮詰めた果汁を想わせる凝縮したエキスの感じだが、重たくはない。、余韻にかすかなバニラやスモーク感。粘性はある。フル寄りのミディアムボディ。金沢名鉄エムザ 900円
Yasushi Mori