日本の長野県、セイル・ザ・シップ・ヴィンヤード ミスター・フィールグッド2020をグラスで。メルロー76%、カベルネ・ソーヴィニヨン13%、シラー5%、サンジョヴェーゼ5%、その他1%。 色味は濃いめのルビー、香りはブルーベリーのバランスに、日本のメルローらしい土感ある牛蒡、ドライハーブやシダー、シナモンのスパイス香、カカオ。 飲み口は中庸な重さの口当たり、ふくよかな果実味に舌をくすぐるさわやかな酸味、タンニンはきめ細やかだがしっかりと厚みある。程よい重さにクリアな味わい、かつピリリとした酸味が心地よい。 和のメルローらしい土のニュアンスを主体としながら、カベルネのハーブ～シダーっぽさやシラーのスパイシーさ等の特徴がきちんと混ざる、足し算がわかりやすいブレンドワイン。と思いきや、サンジョヴェーゼのニュアンスが見つからない。サンジョヴェーゼどこいった？

TKR