忘年会も含めて、カベルネ主体のワイン会④。 続いてカリフォルニアからヴィンテージ違いの2本。先ずは私持参のダラ・ヴァレ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー1995年。イタリア人のご主人が他界され、その後ワイナリーを引き継いだ日本人のナオコ・ダラ・ヴァレさん。一度ワイナリーを15年ほど前に訪ねた事がございます。こちらもコルギンやスクリーミング・イーグル、ハーラン・エステート等に並ぶカリフォルニア・カルト・ワイナリーでございます。 少し濃い目の熟成感の有るガーネット。熟成により果実の濃さが引き、ある意味上澄みのような果実の風味に変わり、コーヒーやハーブ、そしてトフィーの甘いアロマが広がります。とてもエレガントで、なんとも言えないブランデーの様な香り。シルキーなテクスチャーでタンニンも沈み、ハーブ漂う余韻。多分熟成のピークを過ぎていますが、枯れ始めの美味しい時間とでも言いましょうか。

Marcassin

Marcassin 様 例のダラ・ヴァレでございますね。 すごく綺麗に熟成していたのですね。カリフォルニアのヴィンテージワインは貴重でございますね。 再トライで素晴らしいマヤを頂いてみたいと思ってます。

vin-be 1.1

vin-beさま ありがとうございます。 カリフォルニアのヴィンテージ物もストックがだいぶ少なくなって来ました。ピークを過ぎた物でも、いい感じの状態の物も面白いと言いますか、飲んでいて色々な時間を振り返えられると思います。カルトは未だ歴史が浅いですが、そう考えるとリッジ・モンテベッロの素晴らしさが自分の中ではカリフォルニアの筆頭の様な気が致します。 最後のMaya、素晴らしい思い出になってくれると宜しいですね。

Marcassin