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2.5
2012 ドメーヌ・アラン・ブリュモン シャトー・モンテュス・ブラン AOC パシュラン・ド・ヴィクビル・セック シュッド・ウエスト/フランス 日曜日のワイン。 品種構成は、プティ・クルビュ80%、プティ・マンサン20%、アルコール度数は15%。 昨年6月以来、2回目のポストになります。 外観は、深みのあるグリッター・ゴールド! 香りは、金柑、オレンジなど濃い色の柑橘にアプリコット、黄桃、マンゴー、蜂蜜、ローストしたナッツ、バターなど、前回同様、たいへんリッチで複雑です。 甘さを感じる香りながらとてもドライで果実のピュアな旨みが印象的。 触感も前回同様、とにかく分厚くリッチ! なめらかでふくよかな、噛めるようなテクスチャ。後口にミルキーさも感じます。 しかし、全体的に、重さやクドさは一切なく、とても軽やかな仕上がり。 ボリュームたっぷりな濃厚な旨みと、ふわっと柔らかな余韻が矛盾せず両立する素晴らしい味わいだと思います♪ 本日の晩ごはんは、白身魚の南蛮漬け、ヒラメ縁側のキムチ和え、揚げ出し豆腐、昆布と大根と厚揚げの煮物、豚足とレンズ豆のイタリア風テリーヌ、桜のスモーク香る燻製卵のトマト漬けなどなど国籍不詳の居酒屋メニュー。 最初は熱燗でいただいていましたが、途中からスイッチしたフランス南西部の白ワインは、ずいぶん懐が深く、ありとあらゆる料理を受け止めてくれました。 このワインの多彩な香りや味わいの要素には、印象派の音楽が間違いなく似合います。 ラヴェルとドビュッシーと候補をふたつに絞りましたが、答えはドビュッシーの一択です。 このところ愛聴している小川典子の『ドビュッシー:ピアノ曲全集』から、前奏曲集 第1巻と子供の領分などが収められたDisc 3をチョイス。 力強さと繊細さ、色彩の豊かさを存分に感じることのできる、素晴らしい演奏です♫ ドビュッシーのピアノ演奏に関しては、まず第一にアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ、次いでサンソン・フランソワと思っていましたが、思わぬ伏兵がいたものだなあ…という、気持ちの良い敗北感を抱きながら彼女のドビュッシーと素晴らしい白ワインを楽しんでいます。
iri2618 STOP WARS
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2012 ドメーヌ・アラン・ブリュモン シャトー・モンテュス・ブラン AOC パシュラン・ド・ヴィクビル・セック シュッド・ウエスト/フランス 日曜日のワイン。 品種構成は、プティ・クルビュ80%、プティ・マンサン20%、アルコール度数は15%。 昨年6月以来、2回目のポストになります。 外観は、深みのあるグリッター・ゴールド! 香りは、金柑、オレンジなど濃い色の柑橘にアプリコット、黄桃、マンゴー、蜂蜜、ローストしたナッツ、バターなど、前回同様、たいへんリッチで複雑です。 甘さを感じる香りながらとてもドライで果実のピュアな旨みが印象的。 触感も前回同様、とにかく分厚くリッチ! なめらかでふくよかな、噛めるようなテクスチャ。後口にミルキーさも感じます。 しかし、全体的に、重さやクドさは一切なく、とても軽やかな仕上がり。 ボリュームたっぷりな濃厚な旨みと、ふわっと柔らかな余韻が矛盾せず両立する素晴らしい味わいだと思います♪ 本日の晩ごはんは、白身魚の南蛮漬け、ヒラメ縁側のキムチ和え、揚げ出し豆腐、昆布と大根と厚揚げの煮物、豚足とレンズ豆のイタリア風テリーヌ、桜のスモーク香る燻製卵のトマト漬けなどなど国籍不詳の居酒屋メニュー。 最初は熱燗でいただいていましたが、途中からスイッチしたフランス南西部の白ワインは、ずいぶん懐が深く、ありとあらゆる料理を受け止めてくれました。 このワインの多彩な香りや味わいの要素には、印象派の音楽が間違いなく似合います。 ラヴェルとドビュッシーと候補をふたつに絞りましたが、答えはドビュッシーの一択です。 このところ愛聴している小川典子の『ドビュッシー:ピアノ曲全集』から、前奏曲集 第1巻と子供の領分などが収められたDisc 3をチョイス。 力強さと繊細さ、色彩の豊かさを存分に感じることのできる、素晴らしい演奏です♫ ドビュッシーのピアノ演奏に関しては、まず第一にアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ、次いでサンソン・フランソワと思っていましたが、思わぬ伏兵がいたものだなあ…という、気持ちの良い敗北感を抱きながら彼女のドビュッシーと素晴らしい白ワインを楽しんでいます。
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