行きつけのワインバーでソムリエさんに薦められて飲んだワインです。調べてみるとイタリア移民のサミュエル・セバスチャーニが、1904年に北カリフォルニアで最も古い畑をソノマ・ヴァレーに購入した事からこのワイナリーの歴史が始まりました。二代目のオーガストはヌーヴォー・ガメイやブラッシュ・ワインを造りだし、カリフォルニアの醸造家の中でパイオニア的存在として知られています。現在は四代目がワイン造りに参加し、ワイナリー史に二世紀目のページが始まりました。冷涼なカーネロスから温暖なアレキサンダー・ヴァレーに至るまで多彩な特徴を持つ畑から、個性豊かなエレガントなワインを造り続けています。セバスチャーニはソノマ・カウンティにおいてカベルネ・ソーヴィニヨンを造り始めたパイオニアで、1961年に植樹したごつごつとしたカベルネ・ソーヴィニョンの古樹がその歴史を物語っています。1980年代の初めから、ソノマ・カウンティ・カベルネはその品質と品種の基準として高得点や賞をもらい、メディア・ワイン業界・消費者の間で高く評価され続けています。このワインはソノマ・ヴァレー、アレキサンダー・ヴァレー、チョーク・ヒル等、ソノマ・カウンティのトップクラスのAVAのブドウから造られていますとのこと。この店の名物子羊のローストにもよく合い美味しかったです。

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