『No.189 真っ当なリースリング』 先日リリースされた殿下ことPrinceの『Purple Rain』のリマスター盤がようやく我が家に届きました…Amazon遅ぇーよって話なんですけどね。 それにしてもやはりPrinceは良いです！実に良いです。初めて殿下のCDを聴いてから、早30年近くなりますが、未だに飽きずに聴けるのが素敵なのです。そして今夜もPurple Rainを聴きながら、家路に着くのです。 そんな今夜の夕飯は… ・ゴーヤチャンプルー ・唐揚げ(市販品) ・焼きハヤシライス ・キャベツと豆のサラダ ・ジャガイモとワカメの味噌汁 でございます。今夜は久々に家内が食事を作ってくれました。アリガトゴザマス。そして今夜は久々ドイツのリースリングを飲もうと思うのです。作り手さんはプリンツさん。プリンスのPurple Rainの後は、プリンツさんのリースリングの2015年をキュルキュルとスクリューキャップを開きながらグラスに注ぎたいと思います。 そして香りの方なんかを…ほぉ、はいはい…ふんわりと青果実系な香りとうっすらと蜜のような香りも感じられます。そして一口…はいっ、これは美味いです！口に広がる果実味、ジワっと感じられるほのかな甘みとキュッとした酸味。でも決してダラっとした甘さではなく、むしろがっつりな辛口。そして何より気持ちの良い切れ味の良さ。おまけにちょっとだけシュワっと感じられる微炭酸。 これは美味い！そして作り手さんの丁寧な仕事ぶりをしっかり感じられます。いいなぁいいなぁ。食事の手も止まらないし、ワインも進みます。 唐揚げはもう文句なしの相性。ゴーヤチャンプルーやサラダにもしっかり寄り添う感じですし、何より焼きハヤシにも合うだなんて。 価格帯からしても十分な飲みごたえの一本。正に真っ当なリースリングです。プリンツさん…脱帽です。

カリヤカ・ズノリ