フランボワーズの香りが広がる。 苦味を伴う旨味がじんわりと沁み、うまっ！ 酸が綺麗だから全体のバランスが良く感じる。 またこのボリューム感の高さも起因してるのかな。 久々に美味しいロゼ飲んだ気分。 果実味と優しい旨味が親しみやすさを作り上げている。 ---備忘録--- 1994年にピュズラ兄弟が立ち上げたワイナリー。 畑自体ははるか昔から守り続けられた由緒あるもの。 中世に3世紀に渡りシャスティヨン家の領地となる。続いてフランス王となるオルレアン伯爵家の領地となった。100年戦争があった際にも、財政難で他の領地を手放したがこの畑だけは手放さなかったという。 それだけ高く評価され続けた。 16世紀からは国の管理となったが、フランソワ1世と王女クロードは入念にはこの畑の管理をしたという。 ピュズラ家は15世紀からモンティに続く家である。 ジャンマリーとティエリーピュズラの織りなすワインは綺麗な酸に親しみやすい味わい。 2019年4月に兄ジャンマリーは引退した、ティエリーの娘ゾエがドメーヌに参加。まだ醸造の経験は短いが、スペインやジョージアの作り手とも交流を深め、今後新たな世代の風を吹かせてくれるだろう。 亜硫酸塩は瓶詰めの際のみの添加。10〜15mg/L

お湯