ドイツ、ピノ・ノワールの先駆者・フュルストの造るフランケンの赤。 温暖化の進む地球上で逆に環境が整い始めたドイツ。絶好のピノ・ノワール日和でございます。 ちゃんと「熟した」「フレッシュ」なベリーの果実味と綺麗な酸。オールスパイス系の旨みと紅茶のような品の良い樽香が、長い余韻とともに立ち昇りました。 涼やかですが、酸味の程度は、アールほど際立ってはいません。 ブルゴーニュで勉強してきた人々が自分の地元の畑で作るピノ・ノワール。 技術は伝統的なブルゴーニュで、後は土地のポテンシャルと醸造家の哲学＆お国柄。 ブルゴーニュに敬意を表しながら、世界中に美味しいピノ・ノワールが醸されていくって素晴らしいですね。 あさって、ワクチン２回目なので、しばらく休肝日になります。

ブーシェル